はじめまして。当サイトの管理人でパパ目線の育児体験をブログにしたためています。
当ブログに訪問ありがとうございます!
スーパーで地方フェアをやっていると、つい覗いてしまいますよね〜。
しかもノスタルジーのあるご当地パンってのが個人的に大好きなんです。
今回は偶然出会った、ご当地パンをご紹介します。
「シンコム3号」という名のご当地パン
宇宙船のようなものが描かれていて、復刻版の文字も見えます。
そもそもパンの名前にシンコム3号ってどういうことなのでしょうか?
製造元は鹿児島県のイケダパンさん。
なんと発売は昭和36年。
歴史のあるパンなんですね。
シンコム3号に書いてあるロケット発射実験って何?
また昭和37年には内之浦町で第一回目のロケット発射実験が成功しました。と書いてあります。
すぐに食べたいですが、せっかくなのでここで宇宙開発のお勉強でもしましょうか。
これは鹿児島県にある「内之浦宇宙空間観測所」での起工式に発射されたOT-75ロケットのことですね。
鹿児島県は、種子島宇宙センターと二つのロケット射場があることで有名です。
話題となった探査機「はやぶさ」は内之浦、「はやぶさ2」は種子島からそれぞれ打ち上げられました。
シンコム3号って何なの?
で問題のシンコム3号は1964年にアメリカによって打ち上げられた世界初の静止衛星です。
静止といっても実は動いています。
地球の自転と同じ速度で軌道を回っているので、止まって見えるだけなのです。
静止衛星は、気象・通信・放送などに利用されます。
もう一度シンコム3号の打ち上げられた年を見てみましょう。
1964年です。
1964年といえば、アジア初の「東京オリンピック」開催年です。
東京オリンピックは世界70カ国で衛星生放送され、今起きていることが同時に見れるようになりました。
これはシンコム3号のおかげなんです。
現在ではあたりまえですが、これは画期的な出来事です。
シンコム3号が切り開いた技術は今では私たちの生活に欠かせないものとなっています。
と、そんなことばっかり考えていたら、頭が痛くなってきましたよね。
それではシンコム3号をいただきます。
丸いフォルムがかわいいですね。
横からみるとクリームが挟まっているのがわかります。
真ん中から切ってみると、たっぷりのクリーム。
当時はアイスクリームを一般家庭で食べる人はほとんどいなく、
このシンコム3号を冷やして食べるのが子供たちの間で流行っていたそうです。
美味しいものがあふれている今の日本と比べると、感慨深いエピソードですね。
ふかふかしたふんわりの記事は、ブッセというのですかね。
そこに甘いバニラクリームが合わさって、疲れた体にしみます。
素朴な懐かしい味わいで美味しいです。
どうでしたか。
食べながらも、宇宙開発のことまで考えさせてしまう、鹿児島のご当地パン「シンコム3号」
もし見かけたらゲットして、食べてみて下さいね。
では最後まで読んで頂きありがとうございました。